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ひだまりサロンの記録

 ひだまりサロンは≪さまざまな文化との出会い≫をコンセプトに、地域で活動をしている方々が発信できる場として小諸図書館の「ひだまりのひろば」で活動の内容を披露していただいています。朗読や演奏など色々な活動を紹介することで、人と本・人と人・人と文化が出会い・つなぐ場を出演者と図書館が共に作り上げています。

今後の予定はイベント情報のページ、各月のイベント情報をご覧ください。

過去のひだまりサロンの様子はひだまりサロンのバックナンバーのページをご覧ください。

ミステリーミニコンサート 令和6年11月16日(土曜)  
コピーヌクラブさん

1.「ガラモンソング」 世にも奇妙な物語より     
     蓜島邦明/作曲
2.「ヘドウィグのテーマ」 ハリーポッターより      
     ジョン・ウィリアムズ/作曲
3.「古畑任三郎のテーマ」         
     本間勇輔/作曲
4.「名探偵コナンのメインテーマ」
     大野克夫/作曲 
   
5.「村まつり~秋の夜長の虫たちの大音楽会~」 

6.「剣の舞」                                                             
     アラム・ハチャトゥリアン/作曲

当日の様子

1曲目の第一音が鳴った瞬間から、演奏に引きずり込まれました。当日のイベントに合わせてミステリーをテーマに選曲頂きました。観客席の皆さんはじめ、館内に流れる音楽に引き寄せられて、ひだまりのひろばに人が集まりました。また、当日は、テイクアウトカップの飲み物持込みができる社会実験の日でしたので、飲み物を飲みながら楽しんでくださる方がいました。当日は、体験型謎解きゲーム「本の杜事件ファイル~Sと呪われた男~」も行なわれていました。このミステリーミニコンサートの中の1曲が出題になっていました。

図書館職員による紹介本は、コンサートのテーマから「謎」に関する本を用意して紹介しました。
「謎の症状」若林理砂/著 病院に行くほどではないけれどちょっと困る症状を解説してます。症状が出ている時は体が力んでいる時だそうです。そんな時は運動することが良いそうです。
「なぜ、あなを見つけるとのぞきたくなるの?」石川幹人/著 突拍子もない子供の質問に科学者が答えます。

(観客数50名)

関連本の一覧

アコースティックギター弾き語り 令和6年10月20日(日曜)  吉岡 恵さん
  1. 「紅葉」作詞/立野辰之 作曲/岡野貞一
  2. 「人生の扉」作詞作曲/竹内まりや
  3. 「いつも何度でも」 作詞/覚知歌子 作曲/木村弓
  4. 「ご先祖様のうた」 作詞作曲/吉岡恵
  5. 「誕生」 作詞作曲/中島みゆき

当日の様子

吉岡さんの演奏を聞きに来られた方、館内に流れる曲に引き寄せられていらした方、また、机に向かいながら耳を傾けている方など、いらっしゃいました。テーマ「誕生~Welcom~」に合った曲を演奏いただき、聞いている方の中には涙ぐんでいる方もいらっしゃいました。オリジナル曲「ご先祖様のうた」では、皆さん手拍子を打ちながら楽しんでいました。

図書館職員による紹介本、「雑草の暮らし」甲斐信枝/著 厄介に思われている雑草も毎日観察すると愛着がわきます。「パンダの祖先はお肉が好き!?」土屋健/著 動物園の動物から祖先を学べます。「せいめいのれきし」バージニア・リー・バートン/著 地球の誕生か今に至るまでを振り返ることが出来ます。長く読み継がれている本です。「いのちのまつり」草場一義壽/著 吉岡さんのオリジナル曲にマッチしたご先祖様がたくさんいて、今の自分がいるというお話 これらの本を通して、命の誕生の大切さ、暖かさを伝えられたらと思います。

(観客数15名)

関連本の一覧

朗読 令和6年9月21日(土曜)吉池孝子さん

朗読

「人形の旅立ち」長谷川摂子/著

当日の様子

吉池さんの朗読を目的にいらした方、朗読の声に引き寄せられていらした方など、観客が集まりました。

お話の内容が、少し不思議であったことや、吉池さんの演出によって、皆さん、お話に引き込まれていました。

朗読の後に、吉池さんがお持ちになり、これから旅立たせるつもりという人形を紹介していただき、観客の皆さんとの交流の場となりました。

図書館職員による紹介本は、「人形の旅立ち」長谷川摂子/著今回の朗読の載っている本。「街道を旅したお人形さん~小諸のひな人形調査10年のあゆみ~」小諸の東小学校には保存してあるお人形があります。「海を渡った人形使節」日本に贈られた青い目の人形について書かれています。

(観客数15名)

関連本の一覧

講演会 令和6年8月4日(日曜)海野和男さん

講演会

『昆虫顔面博覧会」

当日の様子

小諸市にアトリエを構える昆虫写真家、海野和男さんによる講演会でした。今回は、小諸高原美術館にて開催の写真展「昆虫顔面博覧会と不思議の虫」に合わせ、昆虫の顔面写真をテーマにご講演いただきました。また、海野さんの新刊本『不思議の虫ナナフシ』に関連したお話も聞かせていただきました。

たくさんの珍しい昆虫の写真と、撮影時の面白いエピソードに、参加者の皆さんは興味津々でした。積極的に質問してくれたり、画面に映った虫の名前を教えてくれるお子さんもいて、楽しいサロンとなりました。

○紹介本
『不思議の虫ナナフシ』伊地知英信/文、海野和男/写真
『どアップ!びっくり?昆虫の顔写真えほん』シリーズ 海野和男/写真、伊藤弥寿彦/監修
『昆虫顔面図鑑』海野和男/著
『昆虫顔面大博覧会』海野和男/著

(観客数57名)

朗読 令和6年7月14日(日曜)若木一寿さん

ギター演奏

~ギター音楽の歴史~

1.『主よ人の望みの喜びよ』  J.S.バッハ/作曲
2.『シューベルトのセレナーデ』  F.シューベルト/作曲
3.『二つのギター』     ロシア民謡
4.『Feste Lariane ラリアーネ祭』  L・モッツァーニ/作

アンコール『魔笛の主題による変奏曲』  フェルナンド・ソル/作曲


当日の様子

大雨が降り、観客数を心配しましたが、演奏者若木さんのお知り合いの方、館内でお声をかけた方、ひだまりサロンに毎回来て下さる方、ギターの音色に導かれていらした方など、多くの方が集まりました。若木さんのギター音楽の歴史についてのお話にも、皆さん熱心に耳を傾けて、ギターの演奏に聞き入っていました。
演奏の技術にも思わず目を瞠るものがあり、若木さんの指先にも注目していました。

紹介した本は、「にっぽんのギター工房」長野県のギター工房も紹介されていて、小諸市の工房も紹介されています。「小学生のためのはじめてのクラシック音楽」クラシック音楽をジャンルや作曲家、楽器などを通してわかりやすく解説しています。「旅ごころはリュートに乗って」ノンフィクション作家の星野博美さんが大学生時代にリュート音楽に出会い、魅了されたが、その後関心は薄れていた。25年経て、キリシタンについての本を書きたいと調べていくと、豊臣秀吉がイエズス会の使節団員たちのリュートの演奏を聞いたと知り、そこから「みんな彗星を見ていた」という本にリュートについて書いたという話が載っています。ほかに、「幻の楽器を求めて」「ギブソン」「Fができない」等も紹介しました。

(観客数15名)

関連本の一覧

朗読 令和6年6月16日(日曜)GOKUさん

詩の朗読
「りーでぃんぐ・ふぁーましー」
~雫(しずく)~

1.ひとしずくの水より 「終わりのない旅」 
             ウォルター・ウィック/作

2.「水はうたいます」    まどみちお/作
3.「6月の雨に 」      江上紀代/作
4.「ほんとうのじぶん」   石津ちひろ/作
5.「うみをながめるうちに」 石津ちひろ/作
6.「ぼくは川のように話す 」 ジョーダン・スコット/作
7.「月夜の浜辺」      中原中也/作

当日の様子

GOKUさんの朗読を目的にいらした方、朗読の声に引き寄せられていらした方、みなさんGOKUさんの朗読に聞き入っていました。
中でも、「ぼくは川のように話す」の朗読には、心を打たれた様子が伝わってきました。GOKUさんの朗読スタイルはとても、自由で、裸足で立って読んだり、座り込んで読んだりと見ていても楽しい朗読です。「りーでぃんぐ・ふぁーましー」という「詩の朗読の薬屋さん」をコンセプトにした朗読は、回数を重ねるごとに心に沁みると感じます。

紹介した本は、「水の道具誌」こちらでは、いろいろな道具が紹介されていますが、中でも水出しコーヒーは飲める水時計、香る水時計、時間を飲むと紹介されているところがステキでした。
「分水嶺探し」では、水はどこからやってくるのか、日本の川は滝のようだ、森を通ることで豊かになるという内容は特にお勧めです。

他に「からだがよろこぶ!ぬる湯温泉ナビ」「千曲川のスケッチ」「しなのがわ」を紹介しました。

 (観客数15名)

関連本の一覧

苔丸の読み語り 令和6年5月19日(日曜)苔丸さん

苔丸の読み語り
昔教科書で読んだ名作 其の六
~人情~
「貧の意地」 太宰治/著

当日の様子

観客数は少なかったですが、皆さん、熱心に聞き入っていました。

特に、今回の朗読は、講談調に演出され、扇子を使って、椅子やテーブルを打ったり、登場人物に合わせて、扇子使いを変えてみたりと、苔丸さんの動作に目も奪われました。

話の内容は、江戸時代の武士のつきあいの様子に人情を感じて、思わず「ホー」と感心してしまうものでした。

紹介した本、「貧の意地」の題材となった井原西鶴/著の「世間胸算用」。「若いうちに読みたい太宰治」では、「貧の意地」を読むときは映像化してみると良いと出ています。「お金物語」・「とっておきの笑いあります」には、大正から昭和にかけて活躍した作家たちのそれぞれのテーマに合ったお話が載っています。井原西鶴について「西鶴に学ぶ貧者の教訓・富者の知恵」。江戸時代の様子を知るには「江戸の風俗」を紹介しました。

 (観客数4名)

関連本の一覧

アコースティックギター弾き語り 令和6年4月20日(土曜)吉岡恵さん

アコースティックギター弾き語り
~花開く~

1.「花」    作詞/武島羽衣 作曲/滝廉太郎
2.「さくら さくら」   作詞作曲/日本古謡
3.「あたりまえ」     作詞作曲/吉岡恵
4.「ローズ」    作詞作曲/アマンダ・マクブルーム
5.「ハナミズキ」  作詞/一青窈 作曲/マシコタツロウ

当日の様子

事前の広報をご覧になり、来館された方が数人いらっしゃいました。

ギターの調べと吉岡さんの優しい歌声を、観客の方たちは、穏やかに聞いていました。また、オリジナル曲「あたりまえ」では,歌詞の内容(誰も信じなかった砂漠が森になるって等)にうなづきながら聞いている方もいました。最後の曲には、館内他のところにいた方が、席について聞いている姿も見られました。

紹介した本 「グリーンファーザー」/杉山満丸著 砂漠に気を植えようとした祖父のことなどが書かれている。       「教えてくれたのは植物でした」西畠清順/著 花は始まりの象徴、植物は痛みを感じるのか?、食虫植物はなぜ虫を食べるのか?など植物にまつわる話が掲載されています。

 (観客数16名)

関連本の一覧

 令和6年3月16日(土曜)語りと楽器の出会い ・フルートそしてヴァイオリン 昔乙女プラスのみなさん

語りと楽器の出会い ・フルートそしてヴァイオリン
~おを楽しむ(伝統文化をつなぐ)~

1.『小諸なる古城のほとり』 村山芳男 編曲
2. 語り『小判の虫ぼし』合田真貴子 曲付
3.『花のデュエット 』 中島靖子

当日の様子

昔乙女プラスの皆さんは、ひだまりサロンへの出演は今回、初めてでした。早くから準備にいらっしゃって、自由に触っていただくようなお箏の用意もされていました。

また、演奏を楽しみにしていらしている方が早くからたくさんいらっしゃいました。

箏の演奏が始まると、演奏の様子に皆さん注目され、それぞれの楽器の音色と、語りがマッチした素敵な演奏に聞き入っていました。

箏とフルート、ヴァイオリンの演奏には、それぞれの音質が、混ざり合い、素敵なコラボレーションとなっていました。

 (観客数40名)

朗読 令和6年2月4日(日曜)GOKUさん

プログラム

「りーでぃんぐ・ふぁーましー」
~春だけど冬、冬だけど春~

1.まめのかぞえうた 西内ミナミ/作
2.鬼ばば(なんげえはなしっこしかへがなより) 北彰介/作
3.図鑑屋 若宮明彦/作
4.木 田村隆一/作
5.凍みる GOKU/作
6.初冬 GOKU/作
7.つららがぽーっとん 小野寺悦子/作
8.春 坂本遼/作
9.この冬 GOKU/作

当日の様子

GOKUさん、法被姿に、虎のパンツをイメージしたマフラーを首にまいての登場。節分、立春に合わせ、絵本から始まり、GOKUさん自作の詩など色々な作品を朗読されました。テーマ「春だけど冬、冬だけど春」春と冬に合わせた作品を用意して頂きました。

「木」という作品の時に語られた、「人と話すのも大事、人と話さないのも大事」という言葉にうなづいている方がいました。小さいお子さん連れの方もGOKUさんの朗読の声に引き寄せられ、聞きにいらしていました。

最後の詩は、GOKUさんが当日の朝に作られたという作品で、情景が頭に浮かびました。

紹介した本 「猫の末裔」GOKU/著(GOKUさんの詩集)、テーマから卒業をイメージし、卒業生に向けた名言も載っている「巨大な夢をかなえる方法」ジェフ・べそス/著、『ランドセル俳人からの「卒業」』小林凜/著、一年の始まりは2月の立春「和ごよみで楽しむ四季の暮らし」岩崎眞美子/著、豆まきに因み、「ダイズの大百科」国分牧衛/編、「じゅんびはいいかい」荒井良二

(観客数13名)

関連本の一覧

朗読 令和6年1月20日(土曜)苔丸さん

プログラム

苔丸の読み語り 
~昔、教科書で読んだ名作 其の伍~
「葉桜と魔笛」  太宰治/著

当日の様子

おばあさんが話している物語という事で、苔丸さんは、少しトーンを落として朗読されました。そんな設定のため、今回は、観客もぎゅっと苔丸さんに近づき、皆さん、朗読に聞き入っていました。

そして、クライマックスシーンの朗読には、皆さん、物語に引き込まれている様子でした。

姉妹、親子の複雑な関係の背景がある内容の太宰治著の作品「葉桜と魔笛」ということから、図書館からは、「家族」というテーマで、本を紹介しました。

紹介した本

父とのかかわりや実家の片づけの娘視点の本として「父がひとりで死んでいた」、また、苔丸さんが、第11回小諸藤村文学賞を受賞された作品「ハッピー・デイズ」が掲載されている「小諸藤村文学賞入選作品集」、教科書で読む名作として「教科書名短編集」、太宰治の娘さん太田治子さんの作品などを紹介しました。

(観客数10名)

関連本の一覧

語り 令和5年12月16日(土曜)吉池孝子さん

プログラム

「おしらさま」 遠野物語より
おまけ「まんじゅうどっこいしょきりきり」

当日の様子

語りという、手ぶり身ぶりを加えながらのお話は、観客の心をつかみます。吉池さんのお話にすっかり聞き入っている皆さんの姿が印象的でした。 

今回のテーマは「昔話を楽しむ」でした。遠野物語という岩手県遠野地方のお話でしたが、昔話に触れる機会にはもってこいのお話で、風景を想像しながら聞くことが出来ました。

テーマに沿って紹介した本

「おはなしのろうそく」シリーズはいつでも持ち歩けてお話ができるという手軽さをお知らせし、「シンデレラの秘密」は長く伝わっているおはなしの秘密を読み解くことの楽しさをお知らせし、他には、古くから伝わる民話の本を紹介しました。

(観客数17名)

関連本の一覧

朗読「田中邦さんの童話」 令和5年11月18日(土曜)小諸の民話を語りつぐ朗読「わ」の会の皆さん

プログラム

「浅間山の天狗さん」     田中邦/作
「寝姿観音」         田中邦/作
「かりんとう」        田中邦/作
田中邦さんのお話

当日の様子

田中邦さんの童話ということで、多くの方が来館されました。小諸の民話を語りつぐ朗読「わ」の会の皆さんは、それぞれが温かい声で、童話の登場人物の心がじわ~としみ込んでくるような朗読で、観客の皆さんの心をつかんでいました。   「かりんとう」の場面はみぞれの降った日のお話しでしたが、ちょうど朗読の最中に雪が降り始め、空に届いた気がしました。作者の田中邦さんのお話しでは、遠慮がちにぽつりぽつりと作品を作った時のことを語られたり、小諸の民話を集めて小諸の色々な土地をおにぎり弁当を持って回ったというお話に、観客の皆さんはうなづきながら聞いていました。図書館からは、「童話で伝えたかった想い」というテーマに合わせた本、田中邦さんの作られた童話の掲載されている「とうげの旗」という冊子の合冊本や、田中邦さんが受賞された第16回藤村文学最優秀賞「大雪のおくりもの」が掲載されている冊子他の紹介をしました。

(観客数40名)

関連本の一覧

アコースティックギター弾き語り 令和5年10月22日(日曜)吉岡 恵さん

プログラム

1.「ポケット」     吉岡 恵/作
2.「お母さん指」    吉岡 恵/作
3.「大きな古時計」   ヘンリー・クレイ・ワーク/作曲
4.「秋桜」        さだまさし/作
5.「トルコ行進曲」   モーツァルト/作曲

当日の様子

『宝物に出会う』~いくつになってもチャレンジできる~というテーマのアコースティックガットギターによる弾き語りコンサート。

オリジナル曲「ポケット」から始まりました。曲の途中に観客の皆さんの宝物を盛り込んでの演奏に、大きな拍手が沸き上がりました。次のオリジナル曲「お母さん指」には、涙ぐんでいらっしゃるかたもいました。館内、吉岡さんの歌とギターの優しい音色がBGMとして広がっていました。

本は、いろいろなことを始めるのに役立つ本を紹介しました。

例「教養としての将棋」梅原猛/著講談社「拍手のルール」茂木大輔/著中央公論社「咲くも咲かぬも花嫁修業」阿川佐和子/著東京書籍

(観客数20名)

音楽コンサート 令和5年8月19日(土曜)コピーヌクラブさん

プログラム

1.「さとうきび畑」           寺島尚彦/作曲
2.「埴生の宿」          イングランド民謡
3.「大脱走のテーマ」       エルマー・バーンスタイン/作曲
4.「群青」                   谷村新司/作曲
5.「島唄」              宮沢和史/作曲
6.「戦場のメリークリスマス」       坂本龍一/作曲
7.「蛍」               桑田佳祐/作曲

当日の様子

演奏開始前から、コピーヌクラブさんのファンの方など、座席について、始まるのを待っている姿がありました。

『戦場から伝えられた想い』という少し重いテーマでの選曲でしたが、コピーヌクラブさんによる替え歌にて明るいスタート、そして、続く戦争に係る曲の数々に、

書架の間に、立ったまま聞き入る方、コピーヌクラブさんの曲間のお話に頷きながら聞いていらっしゃる方、お子さんと一緒に聞いている方など、たくさんの方が演奏を堪能していました。

バイオリン、フルート、ピアノという3つの楽器のみの演奏でしたが、厚みがあり、館内あちこちにもBGMとして響き渡っていました。

そして、最後のブックトークでは、メンバーの方からの紹介の絵本と、図書館職員からもテーマに合わせたおすすめの本を紹介しました。

(観客数33名)

クラシックギターコンサート 令和5年9月23日(土曜祝日)若木一寿さん
 
 
 

プログラム

1.「禁じられた遊び」  ナルシ・イエペス/作曲
2.「黒いオルフェ」    ルイス・ボンファ/作曲
3.「マリアルイサ」     J.S.サグレラス/作曲
4.「アデリータ」   フランシスコ・タレガ/作曲
5.「シューベルトのセレナーデ」 シューベルト/作曲
6.「鐘の音」     ホワン・ベルナンブコ/作曲

当日の様子

若木さんは、ひだまりサロンではこれまで、ウクレレの演奏でご出演いただいたことがありました。今回は、ギターを2種類お持ちいただき、それぞれの音色の違いのお話をされながら演奏されました。ガットギターとエレガットギターの2本でしたが、いずれも静かな音色で観客の皆さんは聞き入っていらっしゃいました。

『クラシック音楽と映画音楽』~心を揺さぶられる出会い~をテーマに演奏されましたが、1曲目の禁じられた遊びから、ぐっと心を揺さぶられる演奏でした。

後半の曲は、若木さんが映画音楽にこんなギター演奏の曲が映画に使われたらという選曲でした。こちらも皆様引き込まれて聞いていらっしゃいました。

(観客数 26名)

朗読「りーでぃんぐふぁーましー~あめあめふふふ~」 令和5年6月25日(日曜)GOKUさん

プログラム

1.ネコが顔を洗うと雨が降る 天達武史/作
2.どしゃぶり おおなり由子/作
3.雨の詩 山村暮鳥/作
4.雨は一粒一粒ものがたる 山村暮鳥/作
5.6月の雨 中原中也/作
6.体の手前1メートルのところで GOKU/作
7.雨音ドロップスタウン GOKU/作
8.雨男 GOKU/作

当日の様子

GOKUさんによる朗読「りーでぃんぐふぁーましー」、今回は「あめあめふふふ」というテーマでした。GOKUさんは、雨が降っていることを想定して詩を選ばれていましたが、当日は、良いお天気でしたので、長靴と傘を用意して、雰囲気をだしての開始となりました。

GOKUさんが用意した雨の音を再現する竹筒の楽器を使って、雨の詩を盛り上げたり、カリンバという楽器を演奏されながらの朗読に、観客は、聴き入っていました。

関連本は、雨にかかわる本、雨が登場する詩が書かれている本、楽器の演奏もありましたので、民族楽器の本などを紹介させていただきました。

(観客数15名)

トークイベント「ファーブル生誕200年 ファーブルのおはなし」 令和5年8月12日(土曜)海野和男さん

 

当日の様子

ひだまりサロン8月特別企画~小諸高原美術館・つながLIB連携企画~

海野和男さんによるトークイベント「ファーブル生誕200年 ファーブルのおはなし」

小諸高原美術館で、写真を見てきましたという方、子どものころから海野さんの昆虫の写真のファンという方などなど、たくさんの人が、駆け付けてくれました。

昆虫の写真を写しながらの海野さんのおはなしは、昆虫への愛があふれていました。観客の皆さんは、熱心に海野さんのお話に聞き入っていました。子どもたちへの「子どもの時代に好きなことをどんどん発展させて、本を読むと、大人になっても覚えているよ」というメッセージには、子どもたちが目をキラキラさせて聞いていました。

観客数子ども11名大人29名

朗読「おかあさんの木」 令和5年5月20日(土曜)吉池孝子さん

プログラム

「おかあさんの木」大川悦生/著

当日の様子

「おかあさんの木」大川悦生/著

お子さん連れのご家族が参加されたり、勉強中の学生さんが耳を傾けたりしていました。

朗読「おかあさんの木」の内容は、平和について考えさせられる内容でした。

おりしも、京都ではG7サミットが開催されている時期で、平和について、各国の首脳が話合いをしている時でしたので、観客の心にストレートに響いたようです。吉池さんの朗読を聞いて、涙をこぼされている方が何人もいらっしゃいました。

(観客数21名)

苔丸の読み語り 令和5年4月15日(土曜)苔丸さん

プログラム

山月記 中村敦/著

当日の様子

今回のひだまりサロンは、ひだまりのひろば 雑誌・新聞コーナー横看護学校側にて行いました。いつもの図書館入り口すぐの場所とは違って、少し閉じられた空間で行ないました。

苔丸さんの読み語り「昔、教科書で読んだ名作 その四」。今回は、「山月記中村敦/著」でした。少ししゃがれた声にて読み語り始められ、山月記の李朝の心情を切々と語られていました。観客の皆さんは、苔丸さんの読み語りに入り込むように聞き入っていました。

いつもと違う場所であったことが、新鮮さもあり、皆さん楽しんでいかれました。

絵本とおんがく 令和5年3月11日(土曜) 白鳥みよ子さん、桜木クララさん、清水美梨愛さん、らのさん

プログラム

1.絵本朗読『おじいさんとヤマガラ』3月11日のあとで
      鈴木まもる/作・絵
 ピアノソナタop120第2楽章 二長調 シューベルト/作曲
 パルティータ第2番ハ短調 シンフォニアより
 グラーヴェ アダージョ アンダンテ     バッハ/作曲
  朗読:清水美梨愛さん  ピアノ:白鳥みよ子さん

2.連弾『ドリーの庭』 フォーレ/作曲
  ピアノ:白鳥みよ子さん・桜木クララさん

3.アメイジンググレイス ジョン・ニュートン/詩 作曲者不詳
 詩『これが、わたしの、3.11』 島ももこ/作
  朗読:らのさん  ピアノ:桜木クララさん

当日の様子

開始10分前までは、座席には数人の観客の姿しかありませんでしたが、

始まる直前には、席も埋まり、むしろ座席を足すほどの盛況ぶりでした(観客数35人)。

3.11を思い続けてというテーマにふさわしい、朗読と音楽のしらべに、皆さん聞き入っていました。中学2年生の絵本の朗読には、客席からの暖かなまなざしが、注がれていました。ピアノの連弾は見事でした。また、オリジナルの詩の朗読には、大勢の方がうなづいている姿が見られました。アンコール曲には、観客席からの唄声も聞こえ、気持ちが一体となった時間でした。

朗読「りーでぃんぐ・ふぁーましー~むしゃむしゃ ゴクゴク~」令和5年2月26日(日曜) GOKUさん

プログラム

1.ぽんちんぱん 柿木原政広/作
2.おとがあふれてオムライス     夏目義一/作
3.朝のパン 石垣りん/作
4.私の前にある鍋とお釜と燃える火と 石垣りん/作
5.食べる 晴居彗星/作
6.た 田島征三/作
7.お魚 金子みすゞ/作
8.名づけ GOKU/作
9.モーニング GOKU/作

当日の様子

「りーでぃんぐ・ふぁーましー~むしゃむしゃゴクゴク~」

今回は、GOKUさんエプロン姿で、りーでぃんぐ・ふぁーましー(詩の朗読の薬屋さん)ではなくりーでぃんぐ・べーかりー(詩の朗読のパン屋さん)で登場されました。

はじめに、図書館職員のリクエストの絵本「ぽんちんぱん」を朗読されました。

リズムの良い「ぽんちんぱん」という部分では、客席からかわいい声で「ぽんちんぱん」と一緒に声が出て、会場が一体になる時間がありました。

客席の小さいお客さんから「もう一つ」というリクエストが続き、たくさんのむしゃむしゃゴクゴクの詩の朗読がありました。

図書館がカフェになる日第4弾ということで、図書館ひだまりのひろばでは、CAFE花’coさん協力によるパンと飲み物の販売があり、GOKUさんもお客さんも、飲み物を飲みながら、ゆったりした時間を過ごされていました。

絵マジックショー 令和5年1月15日(日曜)シュガーさん

当日の様子

マジック漫才ということで、開始前からたくさんの観客が集まっていました。本来は、シュガー&ソルトさん二人でのマジック漫才の予定でしたが、ソルトさんがどうしようもない事情で欠席でしたので、シュガーさんのマジックショーとなりました。

子どもから年配の方まで、年齢層も様々でしたが、一つ一つのマジックが終わるたびに拍手が起こっていました。赤い紐が棒に変わるマジックでは、参加していた子供たち数人が、シュガーさんからマジックを伝授され、みんな大成功!

最後には、絵の中から白いハトが出現し、大喝采でした。アンコールでは、新聞を使った簡単な遊びも教えていただき、会場は盛り上がっていました。

(シュガーさんは、マジックの教室も開いているそうです。)

お正月ミニコンサート 令和5年1月9日(祝・月曜)anchang project(アンチャン・プロジェクト)

当日の様子

ご縁があり、お正月ミニコンサートとして、「島の唄」を開催しました。

日本列島から南へ西へ東へ、台湾、太平洋へと 連なる花綵列島の、奄美~与那国~台湾先住民族の民謡ハモり唄をご披露いただきました。

館内にいらした利用者の方々が、ひだまりのひろばに集まってこられて、皆さん聞き入っていました。

アンチャン・プロジェクトのお二人は、ふだんは6人で活動されているそうです。

今回出演されたお一人は、小諸市出身。活動拠点は東京ですが、今回帰省の機会に合わせてのミニコンサートでした。唄われた唄は、現地に行き、伝授してもらった唄をご披露いただきました。唄にまつわるお話をされながらでしたので、観客の皆さんの姿からは、唄の背景を思いながら聞き入っている様子がうかがえました。

語り「雪女」 令和4年12月18日(日曜)吉池孝子さん

プログラム

1.語り「雪女」 
2.素話「そばとむぎ」

当日の様子

昔話を、語り継がれてきたように話していく「語り」。

目の前にいる人に、その場の情景が伝わってくるように話される吉池さんの姿に観客は聞き入って、物語の世界に引き込まれていました。

ちょうど、この日は、前日に降った雪が屋根の上に残っていて、雪女の姿が見えるようでした。お子さんから、年配の方まで、耳を傾けていました。

そして、素話の小諸の民話「そばとむぎ」では、昔話を子どもたちに聞かせるような、温かい雰囲気が会場を包んでいました。

音の玉手箱~鍵盤楽器と身近な楽器を用いたアンサンブル~ 令和4年11月20日(日曜)金のほしの皆さん

プログラム

1.きらきら星
2.
Xmasメドレー
3.いつも何度でも
4.わらべ歌リレー連弾
5.音楽ものがたり うらしまたろう
6.手話で歌ってみよう! 小さな世界
7.主よ、人の望みの喜びはアメージング
アンコール  CLAP

当日の様子 

金のほしの皆さんには、2年前、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の自粛が明けた、ひだまりサロンで演奏していただきました。その時は、その演奏にとても元気を頂きました。

今回も、世界のわらべ歌といわれるようななじみのある曲から、紙芝居「浦島太郎」に合わせた音楽など、楽しい演出が盛りだくさんでした。

中でも、3人によるピアノの連弾6本の手による演奏は、見事でした。

手話を使って、観客の皆さんと一緒に歌う(?)体験は皆さん楽しそうにしていました。

アンコール曲の「CLAP」では、みんなで音楽に合わせて手をたたいて、一緒に演奏している気持になりました。

オカリナコンサート 令和4年11月12日(土曜)ノンナの皆さん

プログラム

1.こきりこ節 民謡
2.エーデルワイス リチャート゛・ロシ゛ャー/作曲
3.野に咲く花のように 小林亜星/作曲
4.遠い世界に 西岡たかし/作曲
5.おぼろ月夜 岡野貞一/作曲
6.ふるさと 岡野貞一/作曲
7.もみじ 岡野貞一/作曲
8.この星に生まれて 杉本竜一/作曲
9.希望のささやき アリス・ホーソン/作曲
10.花のエチュード 砂崎知子/作曲
アンコール さんぽ となりのトトロより

当日の様子

小さいお子さんから、年配の方まで多くの方が客席に座って、開始を待っていました。

用意した席は満席でした。

オカリナの優しい音色が館内にあふれ、館内で過ごしていた方も通りすがりに、立ち止まって、または、勉強の手を止めて、聞き入っていました。

いろいろな種類のオカリナの紹介があり、アンコールにも答えてくださいました。

ノンナのお二人のオカリナのハーモニーが、とても心地よい時間を作ってくれました。

オンライン講演会 「私らしく生きるための決め方~乳がんと共に~」 令和4年10月16日(土曜)

佐久総合病院地域ケア科及びほっちのロッヂの診療所 荻原菜緒先生 佐久医療センター 渡辺純子乳がん看護認定看護師 浅間南麓こもろ医療センター 猿橋澄子ソーシャルワーカー

プログラム

乳がん月間企画

「私らしく生きるための決め方~乳がんと共に~」

1.自分らしく悩み選ぶ~がんとともに自分らしく歩むために~
 佐久総合病院地域ケア科及びほっちのロッヂの診療所
 荻原菜緒先生
2.乳がんになったらどんな困ったことがあるの?
 佐久医療センター 渡辺純子乳がん看護認定看護師
3.私らしく生きるための決め方 
 浅間南麓こもろ医療センター 猿橋澄子ソーシャルワーカー

当日の様子 

今回の講演会は、新型コロナウイルス感染症感染拡大対策にて、オンライン講演会となりました。館内にあるMAXHUB(大画面ボード)にて、開始されました。

乳がんに関する講演会ということで、少し音量を下げての開始となり、観客の皆様には、画面に近づいて聞いていただきました。

医師、看護師、ソーシャルワーカーの3人によるお話は、実際に乳がんを患った方の気持ちに寄り添った内容のお話しでした。

終了後には感想を述べられる方、待機していたがん相談支援センターのスタッフに相談をされる方もいらっしゃいました。

今回の講演会の様子は、市役所の健康づくり課で編集し、YouTube配信が予定されています。

朗読「りーでぃんぐ・ふぁーましー 果実実る。」令和4年10月9日(日曜)GOKUさん

プログラム

1.きこえる? はいじまのぶひこ/作
2.どんぐり こわせたまみ/作
3.山のこもりうた こぐまきょうこ(工藤直子)/作
4.いちょうの実 宮沢賢治/作 カリンバ演出あり
5.さんま通り GOKU/作

当日の様子

ひだまりサロン開始時は、観客が少なかったのですが、徐々に増えていきました。

「りーでぃんぐ・ふぁーましー 果実実る」というテーマで、「きこえる?」という詩から始まりました。

どんぐり、いちょうの実など、秋を彩る様々な詩で、聞いている人たちを魅了していました。今回は、「カリンバ」という楽器も登場し、詩の朗読に素敵な効果が演出されていました。

GOKUさん作詩の「さんま通り」では、窓際の席で学習中の方たちも手を止め、体を向けて聞いていました。

次回のGOKUさんによる「りーでぃんぐ・ふぁーましー」(朗読の薬屋さん)シリーズ8回目は、来年の2月26日のひだまりサロンです。

トロンボーン・ピアノコンサート「秋のはじまりの小さな音楽会」令和4年9月10日(土曜)高木夏子さん・美馬佳世さん

当日の様子 

お子さん連れのご家族が多く聞きに来ていました。

トロンボーンという珍しい楽器の演奏に、足を止めて聴いていかれる方も多くいらっしゃいました。

ジブリの曲から、高木さんがトロンボーンを始めるきっかけとなった友達の事を想っての曲、美馬さんのオリジナル曲と皆さん楽しんでいかれました。

トロンボーンを始めたというお子さんには、高木さんが上達のコツを伝えていました。

高木さんは11月13日上田市で、11月20日長野市でトロンボーンリサイタルを

美馬さんは10月22日坂城町で、11月19日上田市でピアノコンサートを予定しているそうです。

講演「宇宙への招待」令和4年9月9日(金曜)

当日の様子

開始時間を知らせる館内放送が流れると、皆さん集まってきました。

荻原さんが星に興味を持ったきっかけが本だったことから始まり、

星に関する本を紹介され、スライドを見ながら星のお話に入っていきました。

図書館のテラスや、図書館の入口から外を見上げた時に見える星空の紹介もあり、これから見る事ができる皆既月食のお話や、日本では見られなくなってしまった星空のお話に、皆さん集中して聞き入っていました。帰宅時間には少し雲も晴れ、月がきれいに見えました。

朗読「りーでぃんぐ・ふぁーましー 夏の終わりの句読点。」令和4年8月28日(日曜)GOKUさん

当日の様子 

図書館職員の紹介後、朗読が始まるまでの準備をおしゃべりをしながら肩慣らしの様に声を出されるGOKUさん。

ひとたび朗読が始まるとわらわらと人が集まってきました。

「ヒグラシは二度鳴く」「土砂降る蝉」は以前朗読されたことがあるが何度聞いても面白いですし、他の方が書かれた詩もGOKUさん独特の読み方で観客を魅了し普段あまり借りられない本も貸出しに繋がりました。

次回のGOKUさんの「りーでぃんぐふぁーましー」は10月9日()です。

講演「渡り蝶アサギマダラはいずこへ?」 令和4年8月14日(日曜)大島康紀さん

プログラム

「渡り蝶アサギマダラはいずこへ? 日本縦断の旅」

当日の様子

画家、グラフィックデザイナーのお仕事をされている大島さんが、小諸市にアトリエを開設されてから、糠地郷蝶の里山プロジェクトの代表をされ、小諸市に蝶がたくさん飛来するような環境を勧められているというお話に、観客の皆さんは、聞き入っていました。

また、渡り蝶アサギマダラのマーキング観察のお話では、遠く東北から、飛来し、九州沖縄まで、渡っていくアサギマダラの姿を想像しました。

講演中、大島さんがつけていたマスクには、大島さん作のアサギマダラの絵が描かれていたところも素敵でした。小学生から、年輩の方まで、多くの方が熱心に講演を聞いていて、質問もされていました。

講演「擬態とバタフライガーデン」令和4年7月18日(祝・月)海野和男さん

プログラム 

「擬態とバタフライガーデン」

当日の様子 

小諸市糠地にあるバタフライガーデンの様子から、写真を基にお話し始められました。

海野さんは普段、ご自身のお庭の手入れをしていらっしゃるというお話は、とても身近に感じられました。そして、花や葉に擬態している虫が他の虫を襲うシーンには、観客の皆さん、食い入るように見入っていました。

小さいお子さんから、年輩の方までとてもたくさんの方がご参加くださいました。

 

苔丸の読み語り「平家物語~木曾の最期~」令和4年7月16日(土曜)苔丸さん

プログラム

平家物語 ~木曽の最期~

当日の様子

読み語りの第一声の迫力に、来館者が思わず足を止めていました。

平家物語は古文の為、読み語りされる部分の内容を説明されてから、「木曽の最期」を語られました。扇子を使って、効果音や振り付けをされるという工夫で、情景が浮かんできましたので、観客の皆さんは、聞き入っていました。

 

朗読「五重塔」から抜粋 幸田露伴/著 令和4年6月18日(土曜)吉池孝子さん

プログラム 

「五重塔」より抜粋 幸田露伴/著

当日の様子 

吉池孝子さんの朗読を楽しみにしていらした方が、開始時間前より着席されていました。

幸田露伴/著の「五重塔」は、文語体で書かれた作品ですが、口語体を交えた朗読でとても聞きやすく、観客の皆さんは聞き入っていました。

朗読が始まると、館内の他の場所にいた方が、ひだまりのひろばに来られて、朗読を聞いている姿が見られました。

殺陣(チャンバラ)の実演とおはなし 令和4年5月21日(土曜)    劇団佐久サムライの皆さん

プログラム

1.殺陣(チャンバラ)の12の型の実演
2.挨拶、返事、後始末のおはなし
3.殺陣(チャンバラ)の立ち回りの実演
4.刀を抜く体験交流

当日の様子

殺陣(チャンバラ)の実演という事で、早くから楽しみに待っている子どもたちがいました。

12の型の披露では、攻める側、守る側のそれぞれの動きに目を引かれ、「挨拶、返事、後始末」という礼儀のおはなしには、大人がうなづいていました。

「はい」という返事がとても大切という話に、子どもたちの中から大きな「はい」という返事が返ってきてとても気持ちが良かったです。

100の立ち回りには、演者の息遣いや、刀のぶつかり合う音、大きな動きの迫力に魅了されてしまいました。

朗読 令和4年4月16日(土曜)花水木の皆さん

プログラム 

「神無月」 宮部みゆき/著

当日の様子 

今回のひだまりサロンは、ひとつのお話しを4人で朗読する「群読」でした。

登場人物それぞれの個性が、お一人お一人の声となって、物語に引きずり込まれました。

館内にいらした方が、少しずつひだまりのひろばに足を運んでいました。

物語の最後に、4人で声をあわせるシーンがありましたが、に響きました。

今年度の図書館は、朗読を聞く機会が多くあります。お楽しみに。

ピアノ・オカリナコンサート令和4年4月9日(土曜)美馬佳世さん

 

プログラム

ピアノ演奏
1.めぐり逢い アンドレ ギャニオン/作曲
2.さよならの夏~コクリコ坂より 坂田晃一/作曲
3.レイライン 美馬佳世/作曲
4.
丸い窓の夢 美馬佳世/作曲
5.いつも何度でも 木村弓/作曲
6.ハナミズキ 一青窈/作曲

アンコール オカリナ演奏 さんぽ となりのトトロより

当日の様子

ピアノの演奏が始まると、徐々に図書館内にいた人が集まってきて、子どもさんも熱心に聞いていました。美馬さんオリジナル曲は、とても癒される優しい音楽で、穏やかな雰囲気に包まれていました。美馬さんのオカリナ教室に参加している、図書館職員のオカリナ演奏では、観客の皆さんが温かく見つめていました。

そして、美馬さんによるオカリナ演奏には、皆さん聞き惚れていました。

ひだまりサロンの記録

 ひだまりサロンは≪さまざまな文化との出会い≫をコンセプトに、地域で活動をしている方々が発信できる場として小諸図書館の「ひだまりのひろば」で活動の内容を披露していただいています。朗読や演奏など色々な活動を紹介することで、人と本・人と人・人と文化が出会い・つなぐ場を出演者と図書館が共に作り上げています。

今後の予定はイベント情報のページ、各月のイベント情報をご覧ください。

過去のひだまりサロンの様子はひだまりサロンのバックナンバーのページをご覧ください。

ミステリーミニコンサート 令和6年11月16日(土曜)  コピーヌクラブさん

1.「ガラモンソング」 世にも奇妙な物語より     
     蓜島邦明/作曲
2.「ヘドウィグのテーマ」 ハリーポッターより      
     ジョン・ウィリアムズ/作曲
3.「古畑任三郎のテーマ」         
     本間勇輔/作曲
4.「名探偵コナンのメインテーマ」
     大野克夫/作曲 
   
5.「村まつり~秋の夜長の虫たちの大音楽会~」 

6.「剣の舞」                                                             
     アラム・ハチャトゥリアン/作曲

当日の様子

1曲目の第一音が鳴った瞬間から、演奏に引きずり込まれました。当日のイベントに合わせてミステリーをテーマに選曲頂きました。観客席の皆さんはじめ、館内に流れる音楽に引き寄せられて、ひだまりのひろばに人が集まりました。また、当日は、テイクアウトカップの飲み物持込みができる社会実験の日でしたので、飲み物を飲みながら楽しんでくださる方がいました。当日は、体験型謎解きゲーム「本の杜事件ファイル~Sと呪われた男~」も行なわれていました。このミステリーミニコンサートの中の1曲が出題になっていました。

図書館職員による紹介本は、コンサートのテーマから「謎」に関する本を用意して紹介しました。
「謎の症状」若林理砂/著 病院に行くほどではないけれどちょっと困る症状を解説してます。症状が出ている時は体が力んでいる時だそうです。そんな時は運動することが良いそうです。
「なぜ、あなを見つけるとのぞきたくなるの?」石川幹人/著 突拍子もない子供の質問に科学者が答えます。

(観客数50名)

関連本の一覧

アコースティックギター弾き語り 令和6年10月20日(日曜)吉岡 恵さん
  1. 「紅葉」作詞/立野辰之 作曲/岡野貞一
  2. 「人生の扉」作詞作曲/竹内まりや
  3. 「いつも何度でも」 作詞/覚知歌子 作曲/木村弓
  4. 「ご先祖様のうた」 作詞作曲/吉岡恵
  5. 「誕生」 作詞作曲/中島みゆき

当日の様子

吉岡さんの演奏を聞きに来られた方、館内に流れる曲に引き寄せられていらした方、また、机に向かいながら耳を傾けている方など、いらっしゃいました。テーマ「誕生~Welcom~」に合った曲を演奏いただき、聞いている方の中には涙ぐんでいる方もいらっしゃいました。オリジナル曲「ご先祖様のうた」では、皆さん手拍子を打ちながら楽しんでいました。

図書館職員による紹介本、「雑草の暮らし」甲斐信枝/著 厄介に思われている雑草も毎日観察すると愛着がわきます。「パンダの祖先はお肉が好き!?」土屋健/著 動物園の動物から祖先を学べます。「せいめいのれきし」バージニア・リー・バートン/著 地球の誕生か今に至るまでを振り返ることが出来ます。長く読み継がれている本です。「いのちのまつり」草場一義壽/著 吉岡さんのオリジナル曲にマッチしたご先祖様がたくさんいて、今の自分がいるというお話 これらの本を通して、命の誕生の大切さ、暖かさを伝えられたらと思います。

(観客数15名)

関連本の一覧

朗読 令和6年9月21日(土曜)吉池孝子さん

朗読

「人形の旅立ち」長谷川摂子/著

当日の様子

吉池さんの朗読を目的にいらした方、朗読の声に引き寄せられていらした方など、観客が集まりました。

お話の内容が、少し不思議であったことや、吉池さんの演出によって、皆さん、お話に引き込まれていました。

朗読の後に、吉池さんがお持ちになり、これから旅立たせるつもりという人形を紹介していただき、観客の皆さんとの交流の場となりました。

図書館職員による紹介本は、「人形の旅立ち」長谷川摂子/著今回の朗読の載っている本。「街道を旅したお人形さん~小諸のひな人形調査10年のあゆみ~」小諸の東小学校には保存してあるお人形があります。「海を渡った人形使節」日本に贈られた青い目の人形について書かれています。

(観客数15名)

関連本の一覧

朗読 令和6年8月4日(日曜)海野和男さん

講演会

『昆虫顔面博覧会」

当日の様子

小諸市にアトリエを構える昆虫写真家、海野和男さんによる講演会でした。今回は、小諸高原美術館にて開催の写真展「昆虫顔面博覧会と不思議の虫」に合わせ、昆虫の顔面写真をテーマにご講演いただきました。また、海野さんの新刊本『不思議の虫ナナフシ』に関連したお話も聞かせていただきました。

たくさんの珍しい昆虫の写真と、撮影時の面白いエピソードに、参加者の皆さんは興味津々でした。積極的に質問してくれたり、画面に映った虫の名前を教えてくれるお子さんもいて、楽しいサロンとなりました。

○紹介本
『不思議の虫ナナフシ』伊地知英信/文、海野和男/写真
『どアップ!びっくり?昆虫の顔写真えほん』シリーズ 海野和男/写真、伊藤弥寿彦/監修
『昆虫顔面図鑑』海野和男/著
『昆虫顔面大博覧会』海野和男/著

(観客数57名)

朗読 令和6年7月14日(日曜)若木一寿さん

ギター演奏

~ギター音楽の歴史~

1.『主よ人の望みの喜びよ』  J.S.バッハ/作曲
2.『シューベルトのセレナーデ』  F.シューベルト/作曲
3.『二つのギター』     ロシア民謡
4.『Feste Lariane ラリアーネ祭』  L・モッツァーニ/作

アンコール『魔笛の主題による変奏曲』  フェルナンド・ソル/作曲


当日の様子

大雨が降り、観客数を心配しましたが、演奏者若木さんのお知り合いの方、館内でお声をかけた方、ひだまりサロンに毎回来て下さる方、ギターの音色に導かれていらした方など、多くの方が集まりました。若木さんのギター音楽の歴史についてのお話にも、皆さん熱心に耳を傾けて、ギターの演奏に聞き入っていました。
演奏の技術にも思わず目を瞠るものがあり、若木さんの指先にも注目していました。

紹介した本は、「にっぽんのギター工房」長野県のギター工房も紹介されていて、小諸市の工房も紹介されています。「小学生のためのはじめてのクラシック音楽」クラシック音楽をジャンルや作曲家、楽器などを通してわかりやすく解説しています。「旅ごころはリュートに乗って」ノンフィクション作家の星野博美さんが大学生時代にリュート音楽に出会い、魅了されたが、その後関心は薄れていた。25年経て、キリシタンについての本を書きたいと調べていくと、豊臣秀吉がイエズス会の使節団員たちのリュートの演奏を聞いたと知り、そこから「みんな彗星を見ていた」という本にリュートについて書いたという話が載っています。ほかに、「幻の楽器を求めて」「ギブソン」「Fができない」等も紹介しました。

(観客数15名)

関連本の一覧

朗読 令和6年6月16日(日曜)GOKUさん

詩の朗読
「りーでぃんぐ・ふぁーましー」
~雫(しずく)~

1.ひとしずくの水より 「終わりのない旅」   ウォルター・ウィック/作
2.「水はうたいます」    まどみちお/作
3.「6月の雨に 」   江上紀代/作
4.「ほんとうのじぶん」   石津ちひろ/作
5.「うみをながめるうちに」 石津ちひろ/作
6.「ぼくは川のように話す 」  ジョーダン・スコット/作
7.「月夜の浜辺」   中原中也/作

当日の様子

GOKUさんの朗読を目的にいらした方、朗読の声に引き寄せられていらした方、みなさんGOKUさんの朗読に聞き入っていました。
中でも、「ぼくは川のように話す」の朗読には、心を打たれた様子が伝わってきました。GOKUさんの朗読スタイルはとても、自由で、裸足で立って読んだり、座り込んで読んだりと見ていても楽しい朗読です。「りーでぃんぐ・ふぁーましー」という「詩の朗読の薬屋さん」をコンセプトにした朗読は、回数を重ねるごとに心に沁みると感じます。

紹介した本は、「水の道具誌」こちらでは、いろいろな道具が紹介されていますが、中でも水出しコーヒーは飲める水時計、香る水時計、時間を飲むと紹介されているところがステキでした。
「分水嶺探し」では、水はどこからやってくるのか、日本の川は滝のようだ、森を通ることで豊かになるという内容は特にお勧めです。

他に「からだがよろこぶ!ぬる湯温泉ナビ」「千曲川のスケッチ」「しなのがわ」を紹介しました。

 (観客数15名)

関連本の一覧

苔丸の読み語り 令和6年5月19日(日曜)苔丸さん

苔丸の読み語り
昔教科書で読んだ名作 其の六
~人情~
貧の意地」 太宰治/著

当日の様子

観客数は少なかったですが、皆さん、熱心に聞き入っていました。

特に、今回の朗読は、講談調に演出され、扇子を使って、椅子やテーブルを打ったり、登場人物に合わせて、扇子使いを変えてみたりと、苔丸さんの動作に目も奪われました。

話の内容は、江戸時代の武士のつきあいの様子に人情を感じて、思わず「ホー」と感心してしまうものでした。

紹介した本、「貧の意地」の題材となった井原西鶴/著の「世間胸算用」。「若いうちに読みたい太宰治」では、「貧の意地」を読むときは映像化してみると良いと出ています。「お金物語」・「とっておきの笑いあります」には、大正から昭和にかけて活躍した作家たちのそれぞれのテーマに合ったお話が載っています。井原西鶴について「西鶴に学ぶ貧者の教訓・富者の知恵」。江戸時代の様子を知るには「江戸の風俗」を紹介しました。

 (観客数4名)

関連本の一覧

アコースティックギター弾き語り 令和6年4月20日(土曜)吉岡恵さん

アコースティックギター弾き語り
~花開く~

1.「花」    作詞/武島羽衣 作曲/滝廉太郎
2.「さくら さくら」   作詞作曲/日本古謡
3.「あたりまえ」     作詞作曲/吉岡恵
4.「ローズ」    作詞作曲/アマンダ・マクブルーム
5.「ハナミズキ」  作詞/一青窈 作曲/マシコタツロウ

当日の様子

事前の広報をご覧になり、来館された方が数人いらっしゃいました。

ギターの調べと吉岡さんの優しい歌声を、観客の方たちは、穏やかに聞いていました。また、オリジナル曲「あたりまえ」では,歌詞の内容(誰も信じなかった砂漠が森になるって等)にうなづきながら聞いている方もいました。最後の曲には、館内他のところにいた方が、席について聞いている姿も見られました。

紹介した本 「グリーンファーザー」/杉山満丸著 砂漠に気を植えようとした祖父のことなどが書かれている。       「教えてくれたのは植物でした」西畠清順/著 花は始まりの象徴、植物は痛みを感じるのか?、食虫植物はなぜ虫を食べるのか?など植物にまつわる話が掲載されています。

 (観客数16名)

関連本の一覧

 令和6年3月16日(土曜)語りと楽器の出会い ・フルートそしてヴァイオリン 昔乙女プラスのみなさん

語りと楽器の出会い 箏・フルートそしてヴァイオリン

~お箏を楽しむ(伝統文化をつなぐ)~

1.『小諸なる古城のほとり』 村山芳男 編曲
2. 語り『小判の虫ぼし』合田真貴子 曲付
3.『花のデュエット 』 中島靖子

当日の様子

昔乙女プラスの皆さんは、ひだまりサロンへの出演は今回、初めてでした。早くから準備にいらっしゃって、自由に触っていただくようなお箏の用意もされていました。

また、演奏を楽しみにしていらしている方が早くからたくさんいらっしゃいました。

箏の演奏が始まると、演奏の様子に皆さん注目され、それぞれの楽器の音色と、語りがマッチした素敵な演奏に聞き入っていました。

箏とフルート、ヴァイオリンの演奏には、それぞれの音質が、混ざり合い、素敵なコラボレーションとなっていました。

 (観客数40名)

朗読 令和6年2月4日(日曜)GOKUさん

プログラム

「りーでぃんぐ・ふぁーましー」~春だけど冬、冬だけど春~

1.まめのかぞえうた 西内ミナミ/作
2.鬼ばば(なんげえはなしっこしかはがなより) 北彰介/作
3.図鑑屋 若宮明彦/作
4.木 田村隆一/作
5.凍みる GOKU/作
6.初冬 GOKU/作
7.つららがぽーっとん 小野寺悦子/作
8.春 坂本遼/作
9.この冬 GOKU/作

当日の様子

GOKUさん、法被姿に、虎のパンツをイメージしたマフラーを首にまいての登場。節分、立春に合わせ、絵本から始まり、GOKUさん自作の詩など色々な作品を朗読されました。テーマ「春だけど冬、冬だけど春」春と冬に合わせた作品を用意して頂きました。

「木」という作品の時に語られた、「人と話すのも大事、人と話さないのも大事」という言葉にうなづいている方がいました。小さいお子さん連れの方もGOKUさんの朗読の声に引き寄せられ、聞きにいらしていました。

最後の詩は、GOKUさんが当日の朝に作られたという作品で、情景が頭に浮かびました。

紹介した本 「猫の末裔」GOKU/著(GOKUさんの詩集)、テーマから卒業をイメージし、卒業生に向けた名言も載っている「巨大な夢をかなえる方法」ジェフ・べそス/著、『ランドセル俳人からの「卒業」』小林凜/著、一年の始まりは2月の立春「和ごよみで楽しむ四季の暮らし」岩崎眞美子/著、豆まきに因み、「ダイズの大百科」国分牧衛/編、「じゅんびはいいかい」荒井良二

(観客数13名)

関連本の一覧

朗読 令和6年1月20日(土曜)苔丸さん

プログラム

苔丸の読み語り~昔、教科書で読んだ名作 其の伍~

「葉桜と魔笛」  太宰治/著

当日の様子

おばあさんが話している物語という事で、苔丸さんは、少しトーンを落として朗読されました。そんな設定のため、今回は、観客もぎゅっと苔丸さんに近づき、皆さん、朗読に聞き入っていました。

そして、クライマックスシーンの朗読には、皆さん、物語に引き込まれている様子でした。

姉妹、親子の複雑な関係の背景がある内容の太宰治著の作品「葉桜と魔笛」ということから、図書館からは、「家族」というテーマで、本を紹介しました。

紹介した本

父とのかかわりや実家の片づけの娘視点の本として「父がひとりで死んでいた」、また、苔丸さんが、第11回小諸藤村文学賞を受賞された作品「ハッピー・デイズ」が掲載されている「小諸藤村文学賞入選作品集」、教科書で読む名作として「教科書名短編集」、太宰治の娘さん太田治子さんの作品などを紹介しました。

(観客数10名)

関連本の一覧

語り 令和5年12月16日(土曜)吉池孝子さん

プログラム

「おしらさま」     遠野物語より
おまけ「まんじゅうどっこいしょきりきり」

当日の様子

語りという、手ぶり身ぶりを加えながらのお話は、観客の心をつかみます。吉池さんのお話にすっかり聞き入っている皆さんの姿が印象的でした。 

今回のテーマは「昔話を楽しむ」でした。遠野物語という岩手県遠野地方のお話でしたが、昔話に触れる機会にはもってこいのお話で、風景を想像しながら聞くことが出来ました。

テーマに沿って紹介した本

「おはなしのろうそく」シリーズはいつでも持ち歩けてお話ができるという手軽さをお知らせし、「シンデレラの秘密」は長く伝わっているおはなしの秘密を読み解くことの楽しさをお知らせし、他には、古くから伝わる民話の本を紹介しました。

(観客数17名)

関連本の一覧

朗読「田中邦さんの童話」 令和5年11月18日(土曜)小諸の民話を語りつぐ朗読「わ」の会の皆さん

プログラム

「浅間山の天狗さん」     田中邦/作
「寝姿観音」         田中邦/作
「かりんとう」        田中邦/作
 田中邦さんのお話

当日の様子

田中邦さんの童話ということで、多くの方が来館されました。小諸の民話を語りつぐ朗読「わ」の会の皆さんは、それぞれが温かい声で、童話の登場人物の心がじわ~としみ込んでくるような朗読で、観客の皆さんの心をつかんでいました。   「かりんとう」の場面はみぞれの降った日のお話しでしたが、ちょうど朗読の最中に雪が降り始め、空に届いた気がしました。作者の田中邦さんのお話しでは、遠慮がちにぽつりぽつりと作品を作った時のことを語られたり、小諸の民話を集めて小諸の色々な土地をおにぎり弁当を持って回ったというお話に、観客の皆さんはうなづきながら聞いていました。図書館からは、「童話で伝えたかった想い」というテーマに合わせた本、田中邦さんの作られた童話の掲載されている「とうげの旗」という冊子の合冊本や、田中邦さんが受賞された第16回藤村文学最優秀賞「大雪のおくりもの」が掲載されている冊子他の紹介をしました。

(観客数40名)

関連本の一覧

アコースティックギター弾き語り 令和5年10月22日(日曜)吉岡 恵さん

プログラム

1.「ポケット」     吉岡 恵/作
2.「お母さん指」    吉岡 恵/作
3.「大きな古時計」   ヘンリー・クレイ・ワーク/作曲
4.「秋桜」        さだまさし/作
5.「トルコ行進曲」   モーツァルト/作曲

当日の様子

『宝物に出会う』~いくつになってもチャレンジできる~というテーマのアコースティックガットギターによる弾き語りコンサート。

オリジナル曲「ポケット」から始まりました。曲の途中に観客の皆さんの宝物を盛り込んでの演奏に、大きな拍手が沸き上がりました。次のオリジナル曲「お母さん指」には、涙ぐんでいらっしゃるかたもいました。館内、吉岡さんの歌とギターの優しい音色がBGMとして広がっていました。

本は、いろいろなことを始めるのに役立つ本を紹介しました。

例「教養としての将棋」梅原猛/著講談社「拍手のルール」茂木大輔/著中央公論社「咲くも咲かぬも花嫁修業」阿川佐和子/著東京書籍

(観客数20名)

クラシックギターコンサート 令和5年9月23日(土曜祝日)若木一寿さん
 
 
 

プログラム

1.「禁じられた遊び」  ナルシソ・イエペス/作曲
2.「黒いオルフェ」    ルイス・ボンファ/作曲
3.「マリアルイサ」     J.S.サグレラス/作曲
4.「アデリータ」   フランシスコ・タレガ/作曲
5.「シューベルトのセレナーデ」 シューベルト/作曲
6.「鐘の音」     ホワン・ベルナンブコ/作曲

当日の様子

若木さんは、ひだまりサロンではこれまで、ウクレレの演奏でご出演いただいたことがありました。今回は、ギターを2種類お持ちいただき、それぞれの音色の違いのお話をされながら演奏されました。ガットギターとエレガットギターの2本でしたが、いずれも静かネな音色で観客の皆さんは聞き入っていらっしゃいました。

『クラシック音楽と映画音楽』~心を揺さぶられる出会い~をテーマに演奏されましたが、1曲目の禁じられた遊びから、ぐっと心を揺さぶられる演奏でした。

後半の曲は、若木さんが映画音楽にこんなギター演奏の曲が映画に使われたらという選曲でした。こちらも皆様引き込まれて聞いていらっしゃいました。

(観客数 26名)

音楽コンサート 令和5年8月19日(土曜)コピーヌクラブさん

プログラム

1.「さとうきび畑」           寺島尚彦/作曲
2.「埴生の宿」          イングランド民謡
3.「大脱走のテーマ」       エルマー・バーンスタイン/作曲
4.「群青」                   谷村新司/作曲
5.「島唄」              宮沢和史/作曲
6.「戦場のメリークリスマス」       坂本龍一/作曲
7.「蛍」               桑田佳祐/作曲

当日の様子

演奏開始前から、コピーヌクラブさんのファンの方など、座席について、始まるのを待っている姿がありました。

『戦場から伝えられた想い』という少し重いテーマでの選曲でしたが、コピーヌクラブさんによる替え歌にて明るいスタート、そして、続く戦争に係る曲の数々に、

書架の間に、立ったまま聞き入る方、コピーヌクラブさんの曲間のお話に頷きながら聞いていらっしゃる方、お子さんと一緒に聞いている方など、たくさんの方が演奏を堪能していました。

バイオリン、フルート、ピアノという3つの楽器のみの演奏でしたが、厚みがあり、館内あちこちにもBGMとして響き渡っていました。

そして、最後のブックトークでは、メンバーの方からの紹介の絵本と、図書館職員からもテーマに合わせたおすすめの本を紹介しました。

(観客数33名)

トークイベント「ファーブル生誕200年 ファーブルのおはなし」 令和5年8月12日(土曜)海野和男さん

 

当日の様子

ひだまりサロン8月特別企画~小諸高原美術館・つながLIB連携企画~

海野和男さんによるトークイベント「ファーブル生誕200年 ファーブルのおはなし」

小諸高原美術館で、写真を見てきましたという方、子どものころから海野さんの昆虫の写真のファンという方などなど、たくさんの人が、駆け付けてくれました。

昆虫の写真を写しながらの海野さんのおはなしは、昆虫への愛があふれていました。観客の皆さんは、熱心に海野さんのお話に聞き入っていました。子どもたちへの「子どもの時代に好きなことをどんどん発展させて、本を読むと、大人になっても覚えているよ」というメッセージには、子どもたちが目をキラキラさせて聞いていました。

観客数子ども11名大人29名

朗読「りーでぃんぐふぁーましー~あめあめふふふ~」 令和5年6月25日(日曜)GOKUさん

プログラム

1.ネコが顔を洗うと雨が降る 天達武史/作
2.どしゃぶり おおなり由子/作
3.雨の詩 山村暮鳥/作
4.雨は一粒一粒ものがたる 山村暮鳥/作
5.6月の雨 中原中也/作
6.体の手前1メートルのところで GOKU/作
7.雨音ドロップスタウン GOKU/作
8.雨男 GOKU/作

当日の様子

GOKUさんによる朗読「りーでぃんぐふぁーましー」、今回は「あめあめふふふ」というテーマでした。GOKUさんは、雨が降っていることを想定して詩を選ばれていましたが、当日は、良いお天気でしたので、長靴と傘を用意して、雰囲気をだしての開始となりました。

GOKUさんが用意した雨の音を再現する竹筒の楽器を使って、雨の詩を盛り上げたり、カリンバという楽器を演奏されながらの朗読に、観客は、聴き入っていました。

関連本は、雨にかかわる本、雨が登場する詩が書かれている本、楽器の演奏もありましたので、民族楽器の本などを紹介させていただきました。

(観客数15名)

朗読「おかあさんの木」 令和5年5月20日(土曜)吉池孝子さん

プログラム

「おかあさんの木」大川悦生/著

当日の様子

「おかあさんの木」大川悦生/著

お子さん連れのご家族が参加されたり、勉強中の学生さんが耳を傾けたりしていました。

朗読「おかあさんの木」の内容は、平和について考えさせられる内容でした。

おりしも、京都ではG7サミットが開催されている時期で、平和について、各国の首脳が話合いをしている時でしたので、観客の心にストレートに響いたようです。吉池さんの朗読を聞いて、涙をこぼされている方が何人もいらっしゃいました。

(観客数21名)

苔丸の読み語り 令和5年4月15日(土曜)苔丸さん

プログラム

山月記 中村敦/著

当日の様子

今回のひだまりサロンは、ひだまりのひろば 雑誌・新聞コーナー横看護学校側にて行いました。いつもの図書館入り口すぐの場所とは違って、少し閉じられた空間で行ないました。

苔丸さんの読み語り「昔、教科書で読んだ名作 その四」。今回は、「山月記中村敦/著」でした。少ししゃがれた声にて読み語り始められ、山月記の李朝の心情を切々と語られていました。観客の皆さんは、苔丸さんの読み語りに入り込むように聞き入っていました。

いつもと違う場所であったことが、新鮮さもあり、皆さん楽しんでいかれました。

絵本とおんがく 令和5年3月11日(土曜) 白鳥みよ子さん、桜木クララさん、清水美梨愛さん、らのさん

 

 

プログラム

1.絵本朗読『おじいさんとヤマガラ』3月11日のあとで
     鈴木まもる/作・絵
 ピアノソナタop120第2楽章 二長調 シューベルト/作曲
 パルティータ第2番ハ短調 シンフォニアより
 グラーヴェ アダージョ アンダンテ     バッハ/作曲
  朗読:清水美梨愛さん ピアノ:白鳥みよ子さん

2.連弾『ドリーの庭』 フォーレ/作曲
  ピアノ:白鳥みよ子さん・桜木クララさん

3.アメイジンググレイス ジョン・ニュートン/詩 作曲者不詳
 詩『これが、わたしの、3.11』 島ももこ/作
  朗読:らのさん  ピアノ:桜木クララさん

当日の様子

開始10分前までは、座席には数人の観客の姿しかありませんでしたが、

始まる直前には、席も埋まり、むしろ座席を足すほどの盛況ぶりでした(観客数35人)。

3.11を思い続けてというテーマにふさわしい、朗読と音楽のしらべに、皆さん聞き入っていました。中学2年生の絵本の朗読には、客席からの暖かなまなざしが、注がれていました。ピアノの連弾は見事でした。また、オリジナルの詩の朗読には、大勢の方がうなづいている姿が見られました。アンコール曲には、観客席からの唄声も聞こえ、気持ちが一体となった時間でした。

朗読「りーでぃんぐ・ふぁーましー~むしゃむしゃ ゴクゴク~」令和5年2月26日(日曜) GOKUさん

プログラム

1.ぽんちんぱん 柿木原政広/作
2.おとがあふれてオムライス     夏目義一/作
3.朝のパン 石垣りん/作
4.私の前にある鍋とお釜と燃える火と 石垣りん/作
5.食べる 晴居彗星/作
6.た 田島征三/作
7.お魚 金子みすゞ/作
8.名づけ GOKU/作
9.モーニング GOKU/作

当日の様子

「りーでぃんぐ・ふぁーましー~むしゃむしゃゴクゴク~」

今回は、GOKUさんエプロン姿で、りーでぃんぐ・ふぁーましー(詩の朗読の薬屋さん)ではなくりーでぃんぐ・べーかりー(詩の朗読のパン屋さん)で登場されました。

はじめに、図書館職員のリクエストの絵本「ぽんちんぱん」を朗読されました。

リズムの良い「ぽんちんぱん」という部分では、客席からかわいい声で「ぽんちんぱん」と一緒に声が出て、会場が一体になる時間がありました。

客席の小さいお客さんから「もう一つ」というリクエストが続き、たくさんのむしゃむしゃゴクゴクの詩の朗読がありました。

図書館がカフェになる日第4弾ということで、図書館ひだまりのひろばでは、CAFE花’coさん協力によるパンと飲み物の販売があり、GOKUさんもお客さんも、飲み物を飲みながら、ゆったりした時間を過ごされていました。

絵マジックショー 令和5年1月15日(日曜)シュガーさん

当日の様子

マジック漫才ということで、開始前からたくさんの観客が集まっていました。本来は、シュガー&ソルトさん二人でのマジック漫才の予定でしたが、ソルトさんがどうしようもない事情で欠席でしたので、シュガーさんのマジックショーとなりました。

子どもから年配の方まで、年齢層も様々でしたが、一つ一つのマジックが終わるたびに拍手が起こっていました。赤い紐が棒に変わるマジックでは、参加していた子供たち数人が、シュガーさんからマジックを伝授され、みんな大成功!

最後には、絵の中から白いハトが出現し、大喝采でした。アンコールでは、新聞を使った簡単な遊びも教えていただき、会場は盛り上がっていました。

(シュガーさんは、マジックの教室も開いているそうです。)

お正月ミニコンサート 令和5年1月9日(祝・月曜)anchang project(アンチャン・プロジェクト)

当日の様子

ご縁があり、お正月ミニコンサートとして、「島の唄」を開催しました。

日本列島から南へ西へ東へ、台湾、太平洋へと 連なる花綵列島の、奄美~与那国~台湾先住民族の民謡ハモり唄をご披露いただきました。

館内にいらした利用者の方々が、ひだまりのひろばに集まってこられて、皆さん聞き入っていました。

アンチャン・プロジェクトのお二人は、ふだんは6人で活動されているそうです。

今回出演されたお一人は、小諸市出身。活動拠点は東京ですが、今回帰省の機会に合わせてのミニコンサートでした。唄われた唄は、現地に行き、伝授してもらった唄をご披露いただきました。唄にまつわるお話をされながらでしたので、観客の皆さんの姿からは、唄の背景を思いながら聞き入っている様子がうかがえました。

語り「雪女」 令和4年12月18日(日曜)吉池孝子さん

プログラム

1.語り「雪女」 
2.素話「そばとむぎ」

当日の様子

昔話を、語り継がれてきたように話していく「語り」。

目の前にいる人に、その場の情景が伝わってくるように話される吉池さんの姿に観客は聞き入って、物語の世界に引き込まれていました。

ちょうど、この日は、前日に降った雪が屋根の上に残っていて、雪女の姿が見えるようでした。お子さんから、年配の方まで、耳を傾けていました。

そして、素話の小諸の民話「そばとむぎ」では、昔話を子どもたちに聞かせるような、温かい雰囲気が会場を包んでいました。

音の玉手箱~鍵盤楽器と身近な楽器を用いたアンサンブル~ 令和4年11月20日(日曜)金のほしの皆さん

プログラム

1.きらきら星
2.Xmasメドレー
3.いつも何度でも
4.わらべ歌リレー連弾
5.音楽ものがたり うらしまたろう
6.手話で歌ってみよう! 小さな世界
7.主よ、人の望みの喜びはアメージング
アンコール CLAP

当日の様子 

金のほしの皆さんには、2年前、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の自粛が明けた、ひだまりサロンで演奏していただきました。その時は、その演奏にとても元気を頂きました。

今回も、世界のわらべ歌といわれるようななじみのある曲から、紙芝居「浦島太郎」に合わせた音楽など、楽しい演出が盛りだくさんでした。

中でも、3人によるピアノの連弾6本の手による演奏は、見事でした。

手話を使って、観客の皆さんと一緒に歌う(?)体験は皆さん楽しそうにしていました。

アンコール曲の「CLAP」では、みんなで音楽に合わせて手をたたいて、一緒に演奏している気持になりました。

オカリナコンサート 令和4年11月12日(土曜)ノンナの皆さん

プログラム

1.こきりこ節 民謡
2.エーデルワイス リチャート゛・ロシ゛ャー/作曲
3.野に咲く花のように 小林亜星/作曲
4.遠い世界に 西岡たかし/作曲
5.おぼろ月夜 岡野貞一/作曲
6.ふるさと 岡野貞一/作曲
7.もみじ 岡野貞一/作曲
8.この星に生まれて 杉本竜一/作曲
9.希望のささやき アリス・ホーソン/作曲
10.花のエチュード 砂崎知子/作曲
アンコール さんぽ となりのトトロより

当日の様子

小さいお子さんから、年配の方まで多くの方が客席に座って、開始を待っていました。

用意した席は満席でした。

オカリナの優しい音色が館内にあふれ、館内で過ごしていた方も通りすがりに、立ち止まって、または、勉強の手を止めて、聞き入っていました。

いろいろな種類のオカリナの紹介があり、アンコールにも答えてくださいました。

ノンナのお二人のオカリナのハーモニーが、とても心地よい時間を作ってくれました。

オンライン講演会 「私らしく生きるための決め方~乳がんと共に~」 令和4年10月16日(土曜)

佐久総合病院地域ケア科及びほっちのロッヂの診療所 荻原菜緒先生 佐久医療センター 渡辺純子乳がん看護認定看護師 浅間南麓こもろ医療センター 猿橋澄子ソーシャルワーカー

プログラム

乳がん月間企画

「私らしく生きるための決め方~乳がんと共に~」

1.自分らしく悩み選ぶ~がんとともに自分らしく歩むために~
 佐久総合病院地域ケア科及びほっちのロッヂの診療所 荻原菜緒先生
2.乳がんになったらどんな困ったことがあるの?
 佐久医療センター 渡辺純子乳がん看護認定看護師
3.私らしく生きるための決め方
 浅間南麓こもろ医療センター 猿橋澄子ソーシャルワーカー

当日の様子 

今回の講演会は、新型コロナウイルス感染症感染拡大対策にて、オンライン講演会となりました。館内にあるMAXHUB(大画面ボード)にて、開始されました。

乳がんに関する講演会ということで、少し音量を下げての開始となり、観客の皆様には、画面に近づいて聞いていただきました。

医師、看護師、ソーシャルワーカーの3人によるお話は、実際に乳がんを患った方の気持ちに寄り添った内容のお話しでした。

終了後には感想を述べられる方、待機していたがん相談支援センターのスタッフに相談をされる方もいらっしゃいました。

今回の講演会の様子は、市役所の健康づくり課で編集し、YouTube配信が予定されています。

朗読「りーでぃんぐ・ふぁーましー 果実実る。」令和4年10月9日(日曜)GOKUさん

プログラム

1.きこえる? はいじまのぶひこ/作
2.
どんぐり こわせたまみ/作
3.山のこもりうた こぐまきょうこ(工藤直子)/作
4.いちょうの実 宮沢賢治/作 カリンバ演出あり
5.さんま通り GOKU/作

当日の様子

ひだまりサロン開始時は、観客が少なかったのですが、徐々に増えていきました。
「りーでぃんぐ・ふぁーましー 果実実る」というテーマで、「きこえる?」という詩から始まりました。

どんぐり、いちょうの実など、秋を彩る様々な詩で、聞いている人たちを魅了していました。今回は、「カリンバ」という楽器も登場し、詩の朗読に素敵な効果が演出されていました。

GOKUさん作詩の「さんま通り」では、窓際の席で学習中の方たちも手を止め、体を向けて聞いていました。

次回のGOKUさんによる「りーでぃんぐ・ふぁーましー」(朗読の薬屋さん)シリーズ8回目は、来年の2月26日のひだまりサロンです。

トロンボーン・ピアノコンサート「秋のはじまりの小さな音楽会」令和4年9月10日(土曜)高木夏子さん・美馬佳世さん

当日の様子 

お子さん連れのご家族が多く聞きに来ていました。

トロンボーンという珍しい楽器の演奏に、足を止めて聴いていかれる方も多くいらっしゃいました。

ジブリの曲から、高木さんがトロンボーンを始めるきっかけとなった友達の事を想っての曲、美馬さんのオリジナル曲と皆さん楽しんでいかれました。

トロンボーンを始めたというお子さんには、高木さんが上達のコツを伝えていました。

高木さんは11月13日上田市で、11月20日長野市でトロンボーンリサイタルを

美馬さんは10月22日坂城町で、11月19日上田市でピアノコンサートを予定しているそうです。

講演「宇宙への招待」令和4年9月9日(金曜)

当日の様子

開始時間を知らせる館内放送が流れると、皆さん集まってきました。

荻原さんが星に興味を持ったきっかけが本だったことから始まり、

星に関する本を紹介され、スライドを見ながら星のお話に入っていきました。

図書館のテラスや、図書館の入口から外を見上げた時に見える星空の紹介もあり、これから見る事ができる皆既月食のお話や、日本では見られなくなってしまった星空のお話に、皆さん集中して聞き入っていました。帰宅時間には少し雲も晴れ、月がきれいに見えました。

朗読「りーでぃんぐ・ふぁーましー 夏の終わりの句読点。」令和4年8月28日(日曜)GOKUさん

当日の様子 

図書館職員の紹介後、朗読が始まるまでの準備をおしゃべりをしながら肩慣らしの様に声を出されるGOKUさん。

ひとたび朗読が始まるとわらわらと人が集まってきました。

「ヒグラシは二度鳴く」「土砂降る蝉」は以前朗読されたことがあるが何度聞いても面白いですし、他の方が書かれた詩もGOKUさん独特の読み方で観客を魅了し普段あまり借りられない本も貸出しに繋がりました。

次回のGOKUさんの「りーでぃんぐふぁーましー」は10月9日()です。

講演「渡り蝶アサギマダラはいずこへ?」 令和4年8月14日(日曜)大島康紀さん

プログラム

「渡り蝶アサギマダラはいずこへ? 日本縦断の旅」

当日の様子

画家、グラフィックデザイナーのお仕事をされている大島さんが、小諸市にアトリエを開設されてから、糠地郷蝶の里山プロジェクトの代表をされ、小諸市に蝶がたくさん飛来するような環境を勧められているというお話に、観客の皆さんは、聞き入っていました。

また、渡り蝶アサギマダラのマーキング観察のお話では、遠く東北から、飛来し、九州沖縄まで、渡っていくアサギマダラの姿を想像しました。

講演中、大島さんがつけていたマスクには、大島さん作のアサギマダラの絵が描かれていたところも素敵でした。小学生から、年輩の方まで、多くの方が熱心に講演を聞いていて、質問もされていました。

講演「擬態とバタフライガーデン」令和4年7月18日(祝・月)海野和男さん

プログラム 

「擬態とバタフライガーデン」

当日の様子 

小諸市糠地にあるバタフライガーデンの様子から、写真を基にお話し始められました。

海野さんは普段、ご自身のお庭の手入れをしていらっしゃるというお話は、とても身近に感じられました。そして、花や葉に擬態している虫が他の虫を襲うシーンには、観客の皆さん、食い入るように見入っていました。

小さいお子さんから、年輩の方までとてもたくさんの方がご参加くださいました。

 

苔丸の読み語り「平家物語~木曾の最期~」令和4年7月16日(土曜)苔丸さん

プログラム

平家物語 ~木曽の最期~

当日の様子

読み語りの第一声の迫力に、来館者が思わず足を止めていました。

平家物語は古文の為、読み語りされる部分の内容を説明されてから、「木曽の最期」を語られました。扇子を使って、効果音や振り付けをされるという工夫で、情景が浮かんできましたので、観客の皆さんは、聞き入っていました。

 

朗読「五重塔」から抜粋 幸田露伴/著 令和4年6月18日(土曜)吉池孝子さん

プログラム 

「五重塔」より抜粋 幸田露伴/著

当日の様子 

吉池孝子さんの朗読を楽しみにしていらした方が、開始時間前より着席されていました。

幸田露伴/著の「五重塔」は、文語体で書かれた作品ですが、口語体を交えた朗読でとても聞きやすく、観客の皆さんは聞き入っていました。

朗読が始まると、館内の他の場所にいた方が、ひだまりのひろばに来られて、朗読を聞いている姿が見られました。

殺陣(チャンバラ)の実演とおはなし 令和4年5月21日(土曜)    劇団佐久サムライの皆さん

プログラム

1.殺陣(チャンバラ)の12の型の実演
2.挨拶、返事、後始末のおはなし
3.殺陣(チャンバラ)の立ち回りの実演
4.刀を抜く体験交流

当日の様子

殺陣(チャンバラ)の実演という事で、早くから楽しみに待っている子どもたちがいました。

12の型の披露では、攻める側、守る側のそれぞれの動きに目を引かれ、「挨拶、返事、後始末」という礼儀のおはなしには、大人がうなづいていました。

「はい」という返事がとても大切という話に、子どもたちの中から大きな「はい」という返事が返ってきてとても気持ちが良かったです。

100の立ち回りには、演者の息遣いや、刀のぶつかり合う音、大きな動きの迫力に魅了されてしまいました。

朗読 令和4年4月16日(土曜)花水木の皆さん

プログラム 

「神無月」 宮部みゆき/著

当日の様子 

今回のひだまりサロンは、ひとつのお話しを4人で朗読する「群読」でした。

登場人物それぞれの個性が、お一人お一人の声となって、物語に引きずり込まれました。

館内にいらした方が、少しずつひだまりのひろばに足を運んでいました。

物語の最後に、4人で声をあわせるシーンがありましたが、に響きました。

今年度の図書館は、朗読を聞く機会が多くあります。お楽しみに。

ピアノ・オカリナコンサート令和4年4月9日(土曜)美馬佳世さん

プログラム

 

ピアノ演奏
1.めぐり逢い アンドレ ギャニオン/作曲
2. さよならの夏~コクリコ坂より 坂田晃一/作曲
3. レイライン 美馬佳世/作曲
4.丸い窓の夢 美馬佳世/作曲
5.いつも何度でも 木村弓/作曲
6.ハナミズキ 一青窈/作曲
アンコール オカリナ演奏 さんぽ となりのトトロより

当日の様子

ピアノの演奏が始まると、徐々に図書館内にいた人が集まってきて、子どもさんも熱心に聞いていました。美馬さんオリジナル曲は、とても癒される優しい音楽で、穏やかな雰囲気に包まれていました。美馬さんのオカリナ教室に参加している、図書館職員のオカリナ演奏では、観客の皆さんが温かく見つめていました。

そして、美馬さんによるオカリナ演奏には、皆さん聞き惚れていました。

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